PR AFFINGER6基本設定 応用テクニック

AFFINGERの記事下「この記事を書いた人」を自由にカスタマイズする方法【CSSサンプル付き】

記事の最後に出てくる「この記事を書いた人」。

デフォルトのままでも使えますが、ちょっと味気ない…と感じたことはありませんか?

このボックスは、読者に安心感や信頼感を与える大事な要素です。

実はAFFINGERなら、管理画面の設定だけで見た目を整えることもできるし、CSSを追加すれば、背景色や文字色・枠線・タブの配色まで自由にカスタマイズできます。

この記事では、

  • 表示/非表示や新着記事リンクの設定方法
  • 背景色・文字色・リンク色などの変更(CSSサンプル付き)
  • 枠線・角丸・影を使ったカード風デザイン
  • プロフィール/新着記事タブの色変更

といった実用的なカスタマイズを、初心者にも分かる形でまとめました。

そのままコピペして使えるコードとスクショ例もあるので、自分のサイトに合わせてすぐに反映できますよ。

この記事を書いた専門家

KAZU

2017年よりWordPressを使ったサイト作成を開始。 

今まで購入したWordPress有料テーマは「AFFINGER・SWELL・SANGO・STORK・JIN・THE THOR 」の計6つ。

テーマを弄り倒し、マニュアルにも載っていないような組み合わせを見つけることによろこびを感じている。

企業向けホームページ制作も請け負っています(※WordPress使用)

「この記事を書いた人」とは?

AFFINGERには、記事本文の下に自動で表示される「この記事を書いた人」という著者プロフィール欄があります。

デフォルトイメージ

ここには、アバター画像や自己紹介文が表示され、読者に安心感や信頼感を与える効果があります。

特にAdSenseの審査では、運営者情報の有無がチェックされることもあるので、しっかり整えておくと安心です。

一方で「デフォルトのままだと味気ない」「もっと個性を出した装飾がしたい」というニーズも多くあります。

そんなときに役立つのが、AFFINGER管理での設定変更CSSを使ったデザイン調整です。

この2つを組み合わせることで、自分のブログに合った見せ方にカスタマイズできます。

カスタマイズイメージ

AFFINGER管理でできる基本設定

まずはAFFINGER管理の設定からチェックしてみましょう。

管理画面だけでも、表示のON/OFFや新着記事の有無など、基本的な部分は十分に調整できます。

表示/非表示の切り替え

  1. WordPress管理画面 → AFFINGER管理 → 投稿・固定記事 を開きます。


     
  2. 「この記事を書いた人を表示」のチェックをON/OFFで切り替えます。


     
  3. 必要に応じて「記事上にライター情報を表示」する設定も可能です。

新着記事リンクのON/OFF

  1. 同じく AFFINGER管理 → 投稿・固定記事 の中で設定可能です。
  2. 「この記事を書いた人の新着記事を表示」にチェックを入れると、著者が書いた最新記事へのリンクが記事下に表示されます。


     
  3. 不要であればチェックを外せばOKです。
新着記事あり
新着記事なし

アバターの丸型表示

カスタマイズオプションにはアバターを「丸くする」設定がありますが、これはプロフィールカードのみの設定です。

記事下のアバター画像を丸形にする場合は、画像編集ソフトで丸形に切り取り編集をしてからアップロードしてください。

この記事を書いた人は四角のまま
プロフィールカードは丸くなる

紹介文の改行やリンクを有効にする

プロフィール情報にHTMLタグを許可する」を有効化すれば、改行やリンクを入れることができ、読みやすさやデザイン性が向上します。

HTMLタグの許可+リンクあり
HTMLタグの許可なし

CSSでできるデザインカスタマイズ

AFFINGER管理だけでも基本は整いますが、CSSを追加すれば「この記事を書いた人」の見た目をさらに自由に変えられます。

まずは、どの要素を変更できるのかを表にまとめました。

変更できる要素CSSプロパティ例説明
背景色background-colorボックス全体の背景色を変更
文字色colorプロフィール文や著者名の文字色を変更
リンク色color(aタグ指定)自己紹介内のリンク色を変更(ホバー時も可)
枠線borderボックスの外枠に線を追加(太さ・色も変更可能)
角丸border-radiusボックスの角を丸くする(カード風にできる)
box-shadowボックスを浮かせるような影をつける
タブ
(この記事を書いた人/新着記事)
#st-tab-menu liタブ部分の背景色・文字色、アクティブ時の色を変更

このあと、それぞれの項目ごとにサンプルコードとスクショ例を紹介していきます。

CSS設置場所

WordPress管理画面 → 外観 → カスタマイズ → 追加CSS に追記してください。

背景色を変える

「この記事を書いた人」ボックス全体の背景色は、background-color プロパティで変更できます。

#st-tab-box {
  background-color: #f7f7f7; /* 背景色を指定 */
  padding: 20px;             /* 内側に余白を追加(任意) */
}

この background-color: #xxxxxx; の部分を変更すれば、好きな色にできます。

代表的なカラーコード例

  • #ffffff … 白(シンプルで標準的)
  • #f7f7f7 … 薄いグレー(背景を少し差別化)
  • #f0f9ff … 薄いブルー(爽やかな印象)
デフォルト
背景色グレー

文字色を変える

「この記事を書いた人」ボックス全体の文字色は、color プロパティを変更すれば簡単に変えられます。

#st-tab-box,
#st-tab-box p {
  color: #333333; /* 文字色を指定 */
}

この color: #xxxxxx; の部分を変更すれば、好きな色にできます。

代表的なカラーコード例

  • #333333 … 標準的で読みやすい濃いグレー(おすすめ)
  • #1d4ed8 … 濃い青(落ち着いた強調に)
  • #dc2626 … 赤(注意喚起や強調に)
文字色デフォルト
文字色濃い青

リンク色を変える(ホバー色も)

「この記事を書いた人」ボックス内にリンクを入れた場合、色は color プロパティで変更できます。

通常時とホバー時(カーソルを合わせたとき)をそれぞれ指定しましょう。

#st-tab-box a {
  color: #0a66c2; /* 通常時のリンク色 */
  text-decoration: underline;
}
#st-tab-box a:hover {
  color: #004182; /* ホバー時のリンク色 */
}

この color: #xxxxxx; の部分を変更すれば、自由に色を指定できます。

代表的なカラーコード例

  • #0a66c2 … 標準的な青(信頼感のあるリンク色)
  • #e11d48 … 赤系(強調に使える)
  • #16a34a … 緑系(柔らかい印象に)
リンク色変更(#d946ef)
ホバー色変更(#84cc16)

枠線を追加する(ボーダー)

「この記事を書いた人」ボックスの周りに枠線をつけたい場合は、border プロパティを使います。

#st-tab-box {
  border: 1px solid #dddddd; /* 枠線の太さ・線種・色 */
}

border: [太さ] [線の種類] [色]; を変更すれば自由にデザインできます。

代表的なカラーコード例

  • #dddddd … 薄いグレー(控えめでバランス良い)
  • #000000 … 黒(くっきり強調)
  • #3b82f6 … 青(サイトカラーに合わせたい場合に)
枠線デフォルト
太さ10px、カラー#333333

角丸デザインにする(border-radius)

「この記事を書いた人」ボックスの角を丸めたい場合は、border-radius プロパティを使います。

#st-tab-box {
  border-radius: 12px; /* 数値を大きくすると丸みが強くなる */
}

border-radius: 数値(px); を調整するだけでOK。

例:5px(ほんのり丸い)、12px(程よく丸い)、30px(かなり丸い)

代表的な数値例

  • 5px … わずかに丸くする(自然な印象)
  • 12px … 程よい角丸(カード風デザインに多い)
  • 30px … 強い丸み(ポップで柔らかい雰囲気)
デフォルト
丸み:30px

影をつける(box-shadow)

「この記事を書いた人」ボックスを浮き上がらせたい場合は、box-shadow プロパティを使います。

#st-tab-box {
  box-shadow: 0 4px 10px rgba(0,0,0,0.1); /* 影の位置・広がり・濃さ */
}

box-shadow: [横方向] [縦方向] [ぼかし具合] [色]; の順で指定します。

例:0 4px 10px rgba(0,0,0,0.1) → 下にうっすら影が落ちるイメージ。

代表的な設定例

  • 0 2px 6px rgba(0,0,0,0.15) … 控えめな影(軽く浮かせる)
  • 0 4px 12px rgba(0,0,0,0.25) … 中程度の影(カード風に)
  • 0 8px 20px rgba(0,0,0,0.35) … 強めの影(しっかり立体感)
影なし
影あり

タブの色を変える(プロフィール/新着記事)

「この記事を書いた人」には「プロフィール」と「新着記事」のタブが表示されます。

このタブの色は、#st-tab-menu li にスタイルを追加することで変更可能です。

/* 通常タブ */
#st-tab-menu li{
  background-color: #f3f4f6; /* 通常時の背景 */
  color: #374151;            /* 通常時の文字色 */
  padding: 8px 14px;
}

/* アクティブタブ(選択中) */
#st-tab-menu li.active{
  background-color: #0ea5e9; /* アクティブ時の背景 */
  color: #ffffff;            /* アクティブ時の文字色 */
  font-weight: 700;
}

background-colorcolor を変更すれば自由に配色を変えられます。

  • 通常タブ → 薄いグレー(#f3f4f6)、濃いグレー文字(#374151)
  • アクティブタブ → 青(#0ea5e9)、白文字(#ffffff)
デフォルト
タブ色変更(#0ea5e9)

実際のカスタマイズ例

ここでは、これまで紹介したCSSを組み合わせた完成形サンプルを紹介します。

自分のサイトカラーに合わせて background-colorcolor を置き換えれば、すぐに応用できます。

例1:シンプルデザイン(背景+薄い枠線)

#st-tab-box {
  background-color: #ffffff;      /* 背景:白 */
  border: 1px solid #dddddd;      /* 枠線:薄いグレー */
  padding: 20px;
}
#st-tab-box p {
  color: #333333;                 /* 文字色:濃いグレー */
}
#st-tab-box a {
  color: #0a66c2;                 /* リンク色:青 */
}
#st-tab-box a:hover {
  color: #004182;                 /* ホバー時:濃い青 */
}

代表的なカラーコード例

  • 背景:#ffffff(白)、#f7f7f7(薄グレー)
  • 枠線:#dddddd(薄グレー)、#000000(黒)
  • リンク:#0a66c2(青)、#dc2626(赤)

例1+タブ色強調(プロフィール/新着記事)

/* タブ部分 */
#st-tab-menu li {
  background-color: #f3f4f6; /* 通常タブ:薄グレー */
  color: #374151;
  padding: 8px 14px;
}
#st-tab-menu li.active {
  background-color: #0ea5e9; /* アクティブタブ:水色 */
  color: #ffffff;
}

CTA風デザイン(アクセント背景+リンク強調)

#st-tab-box {
  background-color: #f0f9ff;      /* 背景:薄いブルー */
  border: 1px solid #bae6fd;      /* 枠線:水色 */
  padding: 22px;
}
#st-tab-box p {
  color: #0f172a;                 /* 文字色:濃いグレー */
}
#st-tab-box a {
  color: #0284c7;                 /* リンク色:水色 */
  font-weight: bold;
  text-decoration: none;
  border-bottom: 2px solid rgba(2,132,199,0.3);
}
#st-tab-box a:hover {
  color: #0369a1;
  border-bottom-color: rgba(2,132,199,0.6);
}

代表的なカラーコード例

  • 背景:#f0f9ff(薄ブルー)、#fefce8(薄イエロー)
  • 枠線:#bae6fd(水色)、#facc15(黄色)
  • リンク:#0284c7(青)、#e11d48(赤)

例2+タブ色強調(プロフィール/新着記事)

#st-tab-menu li {
  background-color: #e0f2fe; /* 通常タブ:淡い水色 */
  color: #0369a1;
  padding: 8px 14px;
}
#st-tab-menu li.active {
  background-color: #0284c7; /* アクティブタブ:濃い青 */
  color: #ffffff;
}

カード風デザイン(影+角丸)

#st-tab-box {
  background-color: #ffffff;
  border: 1px solid #e5e7eb;      /* 枠線:薄グレー */
  border-radius: 12px;            /* 角丸 */
  padding: 24px;
  box-shadow: 0 6px 15px rgba(0,0,0,0.1); /* 影 */
}
#st-tab-box p {
  color: #374151;                 /* 文字色:落ち着いたグレー */
  line-height: 1.8;
}
#st-tab-box a {
  color: #dc2626;                 /* リンク色:赤 */
  text-decoration: underline;
}
#st-tab-box a:hover {
  color: #b91c1c;
}

代表的なカラーコード例

  • 枠線:#e5e7eb(薄グレー)、#94a3b8(ブルーグレー)
  • リンク:#dc2626(赤)、#2563eb(青)
  • 影:rgba(0,0,0,0.1)〜rgba(0,0,0,0.3)

例3+タブ色強調(プロフィール/新着記事)

#st-tab-menu li {
  background-color: #f9fafb; /* 通常タブ:薄グレー */
  color: #374151;
  padding: 8px 14px;
  border-radius: 6px 6px 0 0; /* タブだけ角丸 */
}
#st-tab-menu li.active {
  background-color: #dc2626; /* アクティブタブ:赤 */
  color: #ffffff;
}

まとめ

「この記事を書いた人」は、AFFINGER管理だけでも 表示/非表示の切り替え・新着記事リンクの有無・アバターの丸型表示 といった基本設定が可能です。

まずは管理画面だけで整えるだけでも十分実用的です。

さらに一歩進んで、CSSを追加すれば次のようなカスタマイズができます。

  • 背景色や文字色を変える
  • リンク色を強調する
  • 枠線や角丸をつける
  • 影を加えてカード風にする
  • タブ(プロフィール/新着記事)の配色を変更する

これらを組み合わせれば、シンプル/CTA風/カード風 といった多彩なデザインを実現できます。

シンプル
CTA風
カード風

「この記事を書いた人」は記事下に必ず目に入るパーツです。

少し工夫するだけで、信頼感やデザイン性がぐっと高まるので、ぜひ自分のサイトカラーに合わせてカスタマイズしてみてください。

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KAZU

2017年からAFFINGERを愛用。
色んなテーマを試してきたけど、結局AFFINGERが一番使いやすい!

★…AFFINGER利用歴8年超
★…テーマ比較実績 10種類以上
★…生成AIを使った実験と検証数え切れず

現在は、AFFINGER×AIを使えば誰でも稼げる、そんな仕組みを検証中。

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